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2006年4月

2006年4月18日 (火)

ばらの名前。

おつかれ様です。イタリア気分を盛り上げるため今日の選曲はA.トロヴァヨーリにしよう。
♪ダバダバダバダバダバダバ(スキャット)。よーし、エスプレッソ飲もっ。おっ、口笛。
そういえば「脂肪つけるよりカッコつけよう」ってジローラモさんの絵があったな。
ジロがつく人は大概かっこいい。白州ジロ、石川ジロ、河井寛ジロ。でも男性誌はPLAY BOYが一番。
んっ、勘三郎さんのチケットが佐川さんで来た。ジロ、サブロときたら時の人、イチロってェもんだ。
あっ清水のジロ調だ。兄弟揃ってキカイダーだ。

しばらくblogをお休みします。よかったらその間もう一度ばらのカクテルの名前を考えてもらえませんか?
これをご覧の皆さんやONEのゲスト、僕が審査員。えっとグランプリには何かおご馳走します。その何かも審査基準に考慮しちゃおう。おすし、おそば、てんぷら、カレーうどんから、アイスワイン、チャーチルサイズの葉巻、カクテルオペラ三杯コースなぁど。イタリアン、フレンチも大歓迎。たこやき、コーヒー、屋台にメイド喫茶あたりまで。
美味しくないものは口にいれさせたくないなぁ。副賞としてイタリアみやげと
そして
そのお店の大将ば紹介します。
みんなぁもっと生きたお金を使おうねー。

レシピは島根県の都錦酒造さんがその日本酒を蒸留した米焼酎に天然のばらの花びらなど自然材料を浸してリリースしたばらのリキュール≪Rosier≫ロージア。
600年の昔から寸分の妥協もなく厳密に心を込めて少量ずつ作り出され、ポーランドの王族が住んだ宮殿(現大統領官邸)の名を模したラグジュアリーウオッカ≪BELVEDER≫ベルヴェデール。
かの工藤ちゃんが好んだドライシェリー≪TIO PEPE≫ティオペペ。
ステアで氷をシェリーリンスしたあとに上から3/4,1/4,1tsp。
丁寧にステアで練り合わせ、冷やしたグラスへ。
口に含むとうっすらと、上品なばらの香りがあがってきます。
本物の贅と美を愛する人へ。詳しいことは僕のblogをさかのぼってみてください。
ではCi vediamo.まったねー。


ONEは20日から25日までお休みします。

おつかれ様です。20日からのイタリアの準備を始めました。
まず洗濯。よく馴染んだ普段着で。よそ者はなるべく目立たないようにしなきゃ。
防寒のスカーフ。ポッケの多い、軍パンとジャケット。襟付きシャツはどうしよう?
靴もまだ迷っている。長靴の形の国へ行くんだぜ、伊達男の国へ行くんだよ。
AIR入りラバーと革底のブーツ二足と機内用サンダル。ん、これぞ二足のわらじならぬ二足とわらじ。かさばるね。
ゴロゴロと吉田カバンはパスポート用、リュックは危ないので幼稚園掛け、海外仕様三点。
前回の京都経験からデジカメSDカードの予備を購入。
成田用に司馬さんの「空海の風景」と伊丹さんのコラム集。
museo(博物館)用のウォーターマンとネタ帳。一応、発送用の油性ペンとプチプチも。
あっチビチビ折りたたみ傘どこで売ってるんだろう?
ベレーとハンチングとニットも連れて行こう。
シガリロはカン缶に入れ替えてと、そして
大徳寺納豆。
しゃれちゃあぁ。
僕の家の宗教は一休さんと同じ臨済宗で大徳寺は総本山。祖先のみなさん行ってきます。

2006年4月17日 (月)

20日から25日まで

おつかれ様です。今月20日から25日まで父とイタリアに行きます。出発日は父のバースデイ。いい旅になりますように。彼にとってもいい一年のスタートになりますように。
「イタリア」と「父」ときたら今日のカクテルは≪ゴッド ファーザー≫となるのですがあいにく今回はシシリーには飛ばないので食前酒として一般的な≪カムパリ ソーダ≫を。湿気の多い日本ではこのカクテルにオレンジを絞るか、レモンを絞るか意見がわかれます。今回の旅はこのカクテルを飲み倒そうと思います。

2006年4月16日 (日)

♪OPEN SESAMEの五曲目

おつかれ様です。
狂言≪末広がり≫と能≪楊貴妃≫の両方に出演されていた野村萬斎さんは圧巻でした。声が特に素晴らしい。頭の後ろから背中にかけて発しています。市川海老蔵さんもそうですがサラブレッドはみな声がいい。ちっちゃい頃から大きな声で練習しているからノドもハラもとても強いのだろう。サラブレッドかぁ。いいなぁ。今日は皐月賞だなぁ。
海を渡ったアメリカではケンタッキー州で毎年五月の第一週の土曜に特別な競馬が行われます。写真の≪ミントジュレップ≫はその「ケンタッキーダービー」で飲まれているカクテルです。
新天地を求めた移民の彼らが開拓に明け暮れた時代。その中には没落貴族が少数いました。故郷を懐かしんでこの荒野にヨーロッパ文化の香りがするものを作ろうと草競馬を始めました。しかし利用する人たちの階層があまりに違いすぎた。なんとか故郷のように大人の社交場としてのステイタスができないか?
そこで地元の酒バーボンウイスキーとその辺に自生する葉っぱ(ミント)をmixした飲み物を考案、厳しい日差しの下それを飲みながら日頃の肉体労働をしばし忘れ競馬に興じたのです。≪ミントジュレップ≫をより美味しく飲んでいただくため僕なりの脚色をしていますが実際の史実とはそんなにかけ離れてないはずです。
より印象づけるためバーボンはキャップに騎手がついたブラントンをぜいたくに使います。メロー&リッチな味わいがペパーミントとクラッシュアイスの隙間を駆け抜け、新緑の風を吹かせます。夏の甲子園のカチワリゴオリの感覚です。
ONEではまずBGMを♪ONE MINT JULEPにします。A.ビターを染み込ませた角砂糖、ミント適量とクラッシュアイス少しを木製のスリコギでつぶします(永平寺の精進料理、ゴマを思い浮かべ)。ブラントンとソーダ適量を加え、味のあたりをつけ、あらかじめクラッシュアイスで満たしておいたフロストグラスに注ぎます。激しく上下にステアして霜がふったらストロー二本(必ず。いつかのmojitoのくだりで解説)をさし最後に新芽をつぶさないように叩き(お煮付けの木の芽の要領)飾ってできあがり。うわっ飲みたっ。
シリーズ「お能とゆかりのカクテル」は本日で幕となります。だからお能に幕は無いって。

2006年4月15日 (土)

ギブソン

おつかれ様です。今日は父と古代エジプト展に行ってミイラを見てきました。子供のミイラでした。
バーテンダーの見方ではザクロが印象に残りました。グレナディンといって僕らには(特にシロップ)身近です。
ミイラは来世への再生復活を期待して作るのですがザクロはその実の構造から多産(子だくさん→子孫繁栄→再生)のシンボルとしてネックレスになっていましたよ。
さてシリーズ「お能とカクテル」、前回はライチのカクテルを取り上げました。よく似た白い実のカクテルを、と言ってもフルーツではありません。ライチと同様、ツボミ状で花びらが幾重にも重なった構造を持つ野菜、たまねぎです。
≪ギブソン≫。カクテルの王様、マティーニ。そのオリーブをパールオニオン(小たまねぎ)にかえっこしたとても官能的な一杯。
ライチや玉ねぎ、にんにくは元気の源と言われます。複数ピンに刺すのが、このカクテルの流儀なのですが僕は女性には2つ男性には3つ提供しています。
複数刺す理由はいつの時代だったかなぁチャールズ・ダナー・ギブソンというイラストレーターがいて(確か5,60年代)彼の描く白い白い肌の美人はみな純白の真珠のネックレスをしていて「ギブソンガール」と呼ばれます。この女たちをカクテルへ具現化。諸説ありますがこの由来が一番艶っぽい。真珠のネックレスを想像して下さい。粒が連なっているでしょう?ですから複数。
ギブソンのオーダーは男からだと「今夜君を抱きたい」だったり、パールオニオンを残した女は「おあずけ」のように解釈できます。
ただすっきりした飲み口の割りにアルコールが弱くないので飲み方に注意。ミイラ取りがミイラになるかも。

2006年4月14日 (金)

♪仮面舞踏会

おつかれ様です。
さてシリーズ≪お能とお酒≫、今日で四日目になります。
狂言「末広がり」のあとは「楊貴妃」でした。
いくさで殺された楊貴妃のことが忘れられない玄宗皇帝が呪術師に霊魂の行方を探させます。使いの趣旨を聞いた彼女の魂は訪ねられるとかえってつらい・・と。
使いは皇帝への報告のため形見にかんざし(鈍く怪しくキラキラ)を受け取りますが彼女はモノより、むしろ七夕の夜に二人だけで永遠の愛を誓った「比翼の鳥、連理の枝」の思い出を伝えます。にもかかわらず自分だけこの世に来てしまいましたが、まだ同じ心なら未来での再会を期待する旨を言付けます。
そして舞。
といった流れのもので神秘的な雰囲気で興味深く鑑賞しました。
お面で表情を隠すというのはとてもイマジネーションを掻き立てられるものです。ベニスが楽しみだ。
写真のカクテルは楊貴妃と言いたいところですが正しくは≪チャイナ ブルー≫。ライチのリキュールとグレープフルーツジュースとブルーキュラソが一般的なレシピです。
+桂花陳酒(きんもくせいの中国酒)でカクテル≪楊貴妃≫となります。
楊貴妃が永遠の美貌を願いライチを好んで食べた逸話からのネーミングだと思います。
しかし一体何故ブルーなのか?長い間いろいろな自説を唱えてきましたがこの物語にやっと出会えました。
そうなんだ思慕の恋のせつなさがブルーなんだと。チョイ待ち・・・。そうするとこのブルーは物足りない。
天然色のブルーだけではこの思いを飲み手に伝えられない。
瞬速アレンジ。涙のくもりは初恋の味カルピス1dropで空の青を曇らせ、悲しみの深さは赤いグレナディンシロップ1tspで海の青を深くすることで表現。
これからはバーテンダーの裁量ですが僕はライチの香りを最大限開くために全ての材料をシェイクし丸氷(マルゴオリ)で味が薄まるのを最小限に食い止め提供温度が最大限ぬるくならないようにしています。
楊貴妃さん、玄宗さんに会えたでしょうか?あれっ織姫さま彦星さまは大陸の方なのかなぁ。


2006年4月13日 (木)

鉄の爪

おつかれ様です。
先日、笛のことをいっぱい書いたので今日はONEのBGMをEric Dolphyにしています。
彼は自由自在です。神出鬼没、右へ左へ楽器を持ち替え、多彩な音色でインスピレイションをメンバーに聴き手に届けてくれます。ぐっさんの物真似みたいに日常の音を楽器で真似るのが上手な人だったんじゃないかなぁ。それをニコニコ楽しんでたんじゃないかなぁ。

混沌と瞑想とは違うある種の軽さがあります。強いらない、許しあるいは大きな優しさ。DNAか、前世は天使か。北斗の拳のトキのような生き方。

When you hear music,after it's over,it's gone in the air,You can never capture it again.

彼の言葉が刻まれているお酒があります。≪百年の孤独≫。にぎわいの後、独り飲み足りなくて、つまみに聴いてると、いつのまにやら
♪SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE やばっ今日も仕事だぁなんて、たまに必要じゃありません?

2006年4月12日 (水)

1号、2号よりV3風味  

お能は幕がありません。
起こっている全てが鑑賞対象です。
笛、小鼓、大鼓、太鼓、地謡のサウンドシステムです。
正面から「よー、ほー、」の鼓さんの掛け声の間に鳴る飢えと乾きに満ちた打撃、
アイバーソン(ルカワ<vsセンドー>でも可)のように切り込む笛。実際笛はふところからすっと抜かれます(入場のときは両手ぶらり)。ガンダムやガンを背中に貼ったブルース ウィルス。伝えたいのは計算された気配の静けさと、いざっの時の迷いの無いこと自由なこと。

で地謡かたが五人とか八人。真右から二段の厚みで重低音。声の波紋がマトリックスのようです。

もっとすごいのが序破急。
これらすべての音が馬鹿にされたのか?くらいぺろっと終わる。
盛り上がりを迎えたら、繰り返さない。
偉大なテナーサックス奏者が長くブロウし終えたあとの一歩も引かないぞ感と似ています。

狂言は野村萬斎さんの「末広がり」。古傘と扇子の類似点がもとで発展していく(広げると末広がりな点とか)お話。写真は≪グラス ホッパー≫。バッタです。カクテルの名前は一般的に美味しそうだな、飲みたいなと思っていただこうとつけます。
このカクテルは違う。
バッタ味はありえないし見たまんまの緑をネーミング、恐るべし。ですから僕はよりバッタっぽいシルエットのグラスをチョイスしています。
イスにも≪グラス ホッパー≫ってありましたよね。
反面、生クリームを使うので鋭角なグラスのほうがアゴを上げずに飲み干せるので女性には優しいかな。
生クリームのほかグリーンミントリキュールとホワイトカカオリキュールを使う大人のチョコミント。


2006年4月10日 (月)

♪Blossom Dearieは深夜に。

おつかれ様です。
今日は大濠公園までお能を観にいってきました。
あいにくのどしゃぶりで着物姿の艶女(アデージョと読むようです)に囲まれる淡い期待は散りました。
タクシーで向かう途中それまで一言も発さなかったドライバーが
「ことしのさくらは、けなげですね」と言いました。

15年前横浜関内の≪パリ≫というBarに行きました。
チェリーブロッサムというカクテルを飲みに行きました。
カナディアンクラブとチンザノロッソを使って作ってくれました。
お着物をタスキがけしてシェイカーを振るママはお話してくれました。
「まだお酒の種類が少ない時代に和のイメージでマスターが考案したのよ」
目を細めてお話してくれました。

現代はコニャックとデンマークのチェリーリキュールの組み合わせが世界基準です。
そちらもおいしいです。

写真は前前述の五島の「春うらら」。ジャパンのさくらの眺めです。

Like a rolling stone

おつかれ様です。
Stevie Ray Vaughanが好きだという長身の彼の足元はよく手入れされたメキシコ製のウエスタンブーツ。聞けば12年前来の相棒だとか。
12年。
ちょうど樽に寝かしたバーボンウイスキーのかどが取れはじめる歳月だ。
「ストレート 、ノー チェイサー」
そんな彼の向こう見ずな飲み方の背景(ウラ)には理由(ワケ)があるのさAged12Years。


「バーボンをダブルロックで」
写真の≪オールド クロウ≫はそんなオーダーが一番ふさわしいバーボンだ。
ややライトな酒精、若くスパイシーな割りに芳潤。
シングルだと飲み干すまでに氷といちゃつく暇ははない。
そこで上掲のおまじない。
濁音はフォルテシモ、ダブルは巻き舌で発音してみて下さい。
杯がすすむとべらんめェ調になるのもご愛嬌。
ただ量が増えるだけで氷となじみになるだけで
ひとくち目と最後の一滴のこのギヤップの奥行きたるや。
≪オールド クロウ≫はスコットランド出身のクロウさんが創業。
松田優作さんも愛飲されていたようです。
両者ともカラスとイメージをかぶらせたのでしょうか。

大阪の「ホワイト ラビット タヴァーン」さんには
いろいろな時代のカラスくん達がいましたよ。

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