« 2007年3月 | メイン | 2007年5月 »

2007年4月

2007年4月27日 (金)

正面から?それとも、振り返って?

おつかれ様です。

写真はBAR ONEにある「道」、東山魁夷さんの絵です。
末松印刷さんにお願いして教科書から倍、倍々くらいに拡大して印刷していただきました。しばらく、裸で貼っていたんですが、
山本文房堂さんに立派な額装を施していただいてから、ゲストの注目を浴びるようになりました。
お二方にはこの場を借りてありがとうございます。

○△□みたいにシンプルな日本画からか、ゲストのみなさんは様々なテツガクをされているようです。僕の思いは、まっつぐのカウンターの左向くとビューンって店が拡がって見えてきて、窓が無い閉鎖的な空間をマグリットの絵みたいな解消ができてないかなぁ、です。

前回の続き、フランク・シナトラさんの
♪One For My Baby (And One More For The Road) 村上春樹さんのように訳せればなー。
♪あのコのために乾杯を、明日のためのおかわりを。

It's quarter to three                 もう閉店やろ?わるいね、
there's no one in the place except you and me 遅うまで
                              俺一人残ってからくさ。
So set'em up, Joe                   片付けながらでよかけん
I've got a little story you ought to know      もうちょい話に                                      付き合っちゃらん?
We're drinking, my friend               おんなじコトば                                      何回も話しよろう
to the end of a brief episode             大将も一人だけやし、                                  一緒に飲まんね?
Make it one for my baby and one more for the road   おかわりば一杯、
                                   あのコに乾杯。
                      はよう帰るけん、もう一杯もらってよか?

なんだか「バンビーノ」のマツジュンっぽくなりましたが、人間くささは伝わるでしょうか?ざっと10年前、仕事が終わって飲みにいっていたBAR「Morpheus モーフュース」の雰囲気を、僕はこんな感じで捉えていました。
その心地よさは、一軒のBARと一軒のビストロとの出会いで、具体的なカタチを帯びていきました。
次回のBAR ONEはじめて物語はそのあたりからはじめます。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301





2007年4月25日 (水)

オーシャンズ13

おつかれ様です。

昨日にひきつづき、あとひと月ほどで、BAR ONEは五歳になります。
ひとあしお先に軽く五月病に陥ってみると〜
 
〜自分の行きたいBARを作りたい!という思いを掘り下げえもん。
店主が一番のBAR ONEバカ
→店主の意識がカウンターで一番のゲスト寄り
→そんな店主とお客様がどのような結びつきを持っていけばいいのか?こんなルーツで産声を上げたんだよなぁ。

写真はカクテル「フランシス・アルバート」。
ジャズ・ヴォーカリスト、フランク・シナトラさんの本名を冠した一杯。
タンカレージンとワイルドターキー、氷のみで構成された、
東京のBAR RADIOさんのオリジナルカクテルです。といっても、 
とてもうまく出来ているのでレシピが一人歩きして、
知る人ぞ知るスタンダードカクテルに仲間入りしていると思います。

かれの歌に♪One For My Baby (And One More For The Road)という、
とつとつとしたモノがあります。
歌詞の内容が閉店間際のBAR。お客様と店主のやりとりです。
次回はそこらあたりからBAR ONE創業の思いをお話します。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301




2007年4月24日 (火)

これまでありがとうございました

おつかれ様です。

今日から、ちょうど一ヵ月後の5/23でBAR ONEは五周年を迎えます。えっと、お客様一人ひとりに心からのありがとうございますを伝えたくて、初めてなんですが、イベントをやろうと思います。5/20の日曜日の五時からと考えています。みなさんのご都合はいかがでしょうか?

いつものBAR ONEは個、個を大切にするプライベートな空間ですが、今回はじめての感謝祭では、少し嗜好を変えて、開放的に催したいなぁと思っています。五年間、毎日こちら側からカウンターを眺めていて、お客様と一緒に僕も成長してきて、お客様同士の交流も許されるのかな?いい機会になるのかな?って、ん?勝手な思い込みになっていませんか?

そういうわけでBAR ONEは少し手狭と思い、会場は外に求めています。決まり次第お話ししたいと思います。

写真は「これまで、ついてきていただいてありがとうございます、これからも、こんなBAR ONEについてきてくださーい」という祈りをこめて、ある一枚。
これからも一緒に成長していきたいとです。
お客様に教わることいっぱいあるとです。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301

2007年4月23日 (月)

人が大好きなんだろうなぁ

おつかれ様です。

恩人に誘われてイッセー尾形さんの独り芝居を観て来ました。
ライブで観るのは初めて。生で観るモノも画面で観るモノと同じように正確に「完成」されているのに、びっくりしました。せーのードンのワンテイクであんなにうまく構成されるものなのかなぁ。一体どのようなお稽古をされているのだろう?

一応、バーテンダーもライブがウリです。強みです。カウンターは舞台なようなことも言われます。ボトルを取ったり栓を抜いたりシェイカーを振ったりなどの決まりある一連の動作=型が骨子となっています。それを肉付けしているのが、お喋りだったりやお酒のチョイスだったりするわけです。

ぼんやりと思うのですがイッセーさんはひょっとして、あのキャラクターはこの動きだ、このふしまわしだ、とある程度の型を決めゴトした上で、あとはアドリブで、ご自由に演じていらっしゃるのではないかしらん。いきいきしているけれど、しまりがある舞台。どっかんどっかん笑いがあるのに、鑑賞に値する美しい舞台。この辺が一流の秘訣とみたぞ。

写真は先日、カクテルコンペが錦糸町で開催された折に駅前で撮ったオブジェ「エコー」。独り芝居の一幕目は東京ナイツの司会兼パーカッションのマキノタローが錦糸町のホテルの最上階ラウンジでマラカス振っているというものでした。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301







2007年4月20日 (金)

なんですかマンのゆうべ

おつかれ様です。

「明日のブログ、
たのしみにしています」って、池畑慎之介さんに見違うゲストにサヨナラをハナミズキされました。
BAR ONEではゲストがお帰りの際、適宜に扉を開けてお見送りします。サラサラに揺れる髪もろとも、なまめかしく手を左右にやり、ゲストは下りていきました。ヘアケアはTUBAKIかな?残像をリマスターかけ気味に、やりとりの走り書きを起こしていきます〜

・先日30歳になったというゲストはちょっとのんびりな印象です。
・でも芯があるので、お仕事を安易にふられやすく断りにくいようです。
・ボニーピンクさんをフェイバリットかどうかはわかりませんが如月、弥生生ま  れの方の愛聴盤には大黒摩季さんも並んでますよね。
・迷いと照れがオオダイに馴染んでいません。
・「それってゴマすりですよね」って、口ぐせと手まんじゅうがリンクします。

「耳を出してみません?」と僕は伏せぎみに見えるゲストには皆お節介します。出ている人には武田鉄也さんの髪をかけなおす仕草の演出を促します。 

・20代までは仕事の出来、不出来だけでいいかもしれない、
 でも、30代は人間関係の良し悪しが仕事の出来に影響してきます
 (SUZUKI TALKING FM 調べ)
・人間関係のはじまり、第一印象はものの3秒で決まってしまう(うるおぼえ)
・外国人に「私はあなたのことを理解しようとする準備があります」という姿勢を 早く正確に伝えるには「耳」を魅せて、アピールすること、印象づけること    (BAR ONE 店主談)
・ヒトには遺伝子レベルで耳のシルエット=理解、転じて信頼のアイコンが組み  込まれている(お寿司やさんやお坊さん、気合の入った方などスキンヘッド  のご職業のみなさん談)

写真は、いらっしゃいませ代わりのジン・トニック。ちょっとグラスを傾けて耳の構えにリリースしてみました。こちら側はお客様のどのようなオーダーでも叶えようって心構えがありますよって伝わる気がしませんか?

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301








2007年4月19日 (木)

オン ザ ロック(ス)

おつかれ様です。

よく見かけるBARのおつまみでポテトチップ(ス)があります。(以下ポテチ)ぶ厚い輪切りで食感を工夫したり、趣向を凝らしたお塩やコショウで味付けしたりしています。

確か東国原英夫宮崎県知事さんだったと思うのですが一般的なポテトサラダにポテチを砕いてアクセントをつけるコトを紹介されていたと思います。当時、風雲たけし城陥落を狙っていた僕は何かのとっかかりになればと、普段は決して手を出すことのないポテチを買い求めたのでした。

僕はポテトサラダやコロッケには目がないのですが実はポテチはちょっと苦手。味がうんぬん油がかんぬんというんじゃなく、堅くて尖っているあたりがダメなのです。口中上部を傷つけちゃうんです。そう、都こんぶが、張り付いちゃうあのあたり。

どうも飲んでいる時にポテチをひょいっとやると気が大きくなっているためでしょう、向きや方向、量なんか関係無しに大口開けてガブーっとやっちゃうんです。

『OUCHHHH!』トムとジェリーですな。

写真はロイズのポテトチップチョコレート。これは痛くないので大好きです。そして、チョコとポテチという意外な味の組み合わせな点においてカクテル、特に、これぞ!カクテルな「サイドカー」に似ていると思います。

コニャックブランデーとコアントローとレモンジュースで構成された一杯。柔らかく甘い深い味わいを持つコニャックに酸味の強いフレッシュなレモンをくっつけよう、相反する味わいの壮大な思いつきをまとめ上げるのに抜擢されたのがコアントロー。三者のバランスでサイドカーはいかようにもなります。

このコアントローと同じ役割を果たすのがポテチに刻まれた「ミゾ」だと僕はにらんでいます。深さ、間隔、幅の数値を少しずつ変えながら、お塩とチョコのからみ具合を精密に研究したんじゃないかな?結局、機能美、見た目に気持ちよい縞模様に落ち着く。この意外な組み合わせの商品を、たくさんの数量を、この味の精度でつくり続けられているって本当にすごいコトです。辛抱強いどさん子の地ならではの商品だと思います。でも、そんな下積みを微塵にも感じさせず、おイモがたくさん採れるから、ちょっとお遊びで組み合わせちゃったって、軽〜くお口に運ばせちゃうのが共感しちゃうなぁ。粋だよなぁ。ぜひ「サイドカー」のおつまみに。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301

2007年4月18日 (水)

そろそろ尻たたき

おつかれ様です。

僕はカクテルを作ったりゲストとお話したりするのは得意なのですがBAR ONEにお客を呼ぶのが苦手というか下手です、困ったもんだー。

そのあたりはお客様も、うすうす察知されているようで、一部の方にはコトある毎にアドバイス頂戴しています。そんななか今回、写真の「百貨店共感革命」が、ためになるかもよー読んでみればーってオススメに甘えさせてもらいました。
戸上雅雄さんは現在隆盛を誇る博多大丸の基盤を作った方。そのむかし、呉服町にあって天神に越してきた時はかなりの赤字を抱えていたのだそうです。福岡市の都市計画とその時々の消費の潮流、それに対しての天神地区への百貨店出店、変革の歴史がよくわかり、とても興味深い一冊でした。

現在、BAR ONEも天神地区に立地しています。北天神です。開業の二、三年前、南北に縦長い西鉄福岡駅に添って、三越さんが出店し、これからの天神の商業地区は南へ栄えて行くだろうという情勢でした。僕は流行の大きな波に呑まれたくないなぁというか、みんながアッチなら俺はコッチというへそ曲がりなタチでスタートしたものでした。それから五年、なんとかヤリクリできたのは、先の都知事選候補のどなたか じゃないですけれど、丁寧に「少数派」のお客様に向かい合ってきたからなんだろうなぁと、この本は実感させてくれました。でもそれは最低条件、当然の事。その先のステージ、「お客を呼ぶ」がキモ。

2011年に新博多駅に阪急百貨店ができると共に福岡最大の歓楽街・中洲から博多駅周辺の様相もずいぶんと変わっていくようです。実際に建設中のビルがいくつもあるもんなぁ。福岡市そのものも変わっていくでしょう。
どこかちょっぴり引っ込んだ路面の物件はないのかな?
BAR文化に深いご慈悲のある「キジ撃ち」がご趣味のオーナーさんはいらっしゃらないかな?

写真のお酒はゴードンというブランドのスロージンリキュール。お噂では戸上さんはポールスミスをおしゃれに着こなしていらっしゃる70代紳士。質実剛健なロンドンジンのスマートかつキュートな側面の一本になぞらえてみちゃいました。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301







2007年4月16日 (月)

ほとぼり冷めたところで


おつかれ様です。

ゴールデンウィークの旅のご予定は?

BAR ONEのお客様には飛行機が苦手なゲストが多いような気がしてます。類は友を呼ぶとはいいますが、にも拘らず僕は全然飛行機平気です。

この道に入ったキッカケ、映画「カクテル」前の「トップガン」から、かっこいい外国人=トム・クルーズ氏です。いつの日か「南の島の滝の下で金髪とよろしく」と目論んでます、ええ。

写真はちょっと前の事故。JAL機内の「大」スクリーン映ったANAボンバルディア機の上手な不時着陸。ちょうど乗り合わせていてシャッターをきりました。同時に、もしもの時に備え、泳ぎぬけるように靴を脱ぎました。ええ、泳ぎぬいて島に辿り着き、金髪のキスで息を吹き返すのです。

(この際、このオモイヤリが、より旅の情緒を楽しむ手段をキッカケを与えてくれたとしましょう)

でも、

全世界の科学者のみなさ〜ん、早くドラえもんを開発してくださ〜い。そしてポケットから♪どこでもドア!を。

僕は、あなたがたの試行錯誤のストレスを気分転換という角度から支える心構えがあります。安心して研究に没頭して少しでも早く完成させてください。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301

2007年4月14日 (土)

「ちゃんぽんする」とは申しますが。


おつかれ様です。

晴天にそそのかされて、のほほーんとG.W.は何しよっかなぁとか考えたりしませんか?そんな週末もいいですね。G.W.断然お仕事の僕は遠い潮干狩りの記憶に逃げ込んだりします。

トマトジュースとウオッカで作る「ブラッディ・メアリー」というカクテルがあります。その親戚に「ブラッディ・シーザー」というのがあります。トマトジュースをクラマトジュースに代えて作るカクテルです。クラマトジュースはハマグリやアサリのエキスと香辛料を加えたトマトジュース。辰巳芳子さんならスープとおっしゃるかな?コクがあって肝臓にもいいことから二日酔いや向かい酒に適してると思います。

写真は大好きなラーメン屋さん、呉朝明のチャンポン完食の眺め。いつもはチャンポンはメニューに無いのですが、たまたま限定で仕込んまれてたようです。とってもいい香りでおいしかったなぁ。この時期だけなのかな?

博多はおいしいトマトも採れるとこなので、地産地消、BAR ONEのトマトジュースはその場でトマトを潰して漉して、トマトジュースにしています。このチャンポンを食べて、ハマグリやアサリでおダシとってクラマトジュースも作ってみたいなぁと思いました。とりあえず、潮干狩りに行って、旬の香りのブランクを埋めとかなくちゃ。

業務連絡です。15日、日曜は9時からの営業です。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301

2007年4月13日 (金)

いちご白書ん大魔王

おつかれ様です。

僕は生のフルーツを使ったカクテルが得意です。今の時期、BAR ONEには12種類の生のフルーツがあります。写真はイチゴのカクテル、ガトー。がちょ〜ん。さむくてもいいんもんねーフローズンカクテルなんだから。

〜さて、このイチゴのカクテル、得意だからといって向こう見ずにすすめられるか?というと、ちょっと違います。
特に男性おひとりのお客様に提供する際は要注意です。理由は主に二つ。
一つはイメージ。カクテルはスウィートでファンシーな飲み物でオンナコドモのものという封建的なイメージ。
もう一つはスタイル。BARでの飲み方は黙ってグラスを傾け孤独を噛みしめ渋くキメたいという保守的なスタイル。
実際そのとおり。寸分も間違いわぁござぁいあせん。でもなぁ、でもでもなぁ、遊びが欲しくなぁい?男たるもの、遊びを愉しめる余裕がなきゃ。人の子だもの、かわいげがなきゃ。

で、おせっかいなタチのバーテンダーとしてはその二つの間隙を縫ってでも、この「ガトー」の美味しさ愉しさを伝えたいわけです。よしゃあいいのに、その勇気が毎日のモチベーチョン。

知恵と工夫で男子ゲストにすり合わせ。いちごのカクテルぅの再構築。
1.穏やかで、すっきりした味わいの男子に人気のジン「タンカレー」を使用、全体の味をさっぱりと。
2.グラスはずっしり重たいロック・グラス。カクテルが氷状なのでスムースに流れ出る角度のモノで飲み易く。
3.シャープなシェイプで適度な甘みのイチゴ「紅ほっぺ」を使用、全体の見映えをスタイリッシュに美しく。
これで「赤い彗星」の話題をふり、乗っていただければ、まずまず喜んでもらえます。ゴールデンウィークくらいまでは美味しく提供できると思います。飲みに来てください。

業務連絡です。15日、日曜は9時からの営業です。

BAR ONE  福岡市中央区天神3−15−1にちりんビル2F  092-713-9301


最近の写真

  • Img_2509
  • Img_2439
  • Img_2434
  • Img_2419
  • Img_2411
  • Img_2407
  • Img_2361
  • Img_2360
  • Img_2350
  • Img_2297
  • Img_2296
  • Img_2286